なぜ就職できないのか?

大学を卒業したのに、なぜ就職できないのでしょうか?

昔の大学進学率は30%位でした。
ほとんどの高校生は進学せず就職しました。
進学しようと考えても大学の定員があり、大学受験ではじかれていました。
だからこそ、大学へ進学した生徒は将来が保証されていたのです。

今では少子化のため、大学を選ばなければ全入の時代です。
昔なら進学できない学力の生徒も金さえ払えば大学生になれます。

つまり、昔なら学力で相手にされない生徒も学校の経営のためお客さんとして迎え入れてくれます。
その生徒の学力が中学生と同等でもです。

ここからが本題です。
・親は子供の出来が悪いが学歴があれば良い就職があると思いお金を出す。(親の時代はそういう時代だったから、現在もそういう時代であると幻想を抱いている)
・中学生並みの学力の生徒が大学に行っても何も身につかない。
・親は良い就職を望み高い金を払ったため一流の会社に就職させたがる。
・会社は中学生並みの学生を採用しようと考えない。
・高収入を得て大学に払った金を回収しようとする。
・就職するところがない。

大学へ進学させたことによる悪循環です。