「#教師のバトン」プロジェクトに想う

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文科省が働き方改改革の好事例や仕事の魅力などについて「#教師のバトン」と付けてSNSへの投稿を呼びかけました。

結果は、長時間労働や部活動の負担などの投稿が多く炎上しているようです。
30年前は教員の仕事は夏休みが多く取れておおらかで良かったです。
日々の仕事がハードでも長期休業中にリセットする余裕がありました。
しかし、世間から教員が夏休みに遊んでいる。仕事もしないのに税金泥棒だといわれ、夏休み期間中に多くの研修が入るようになりました。
また、何かする度に報告書の提出が義務づけられ授業の準備もままならないようになってしまいました。

児童・生徒の成長のために仕事をしているのに、報告書を書くための仕事に変化したことが現状を招いていると思います。
どのような業種にも問題を起こす人はいます。問題が起これば対策のために研修を行い報告書を書く。仕事量が増えることは進んで実行しても、不要であるものは何かという検証を行って仕事量を少なくすることは実行しない。

やりたいことと違う仕事になった。もしくは就いてしまった人が将来教員を目指すように仕事を紹介できるわけありません。もちろん考えを発信できるツールを与えられたら現状を紹介するのが当たり前です。
文科省もこの現状を把握して速やかに改善しなければ日本の将来は厳しいものになるでしょう。
世界的に将来を担う人に必要なことは教育であるという見解を持っています。その教育がおろそかになるのですから。